I LOVE 基本書

司法試験の基本書や法律書を紹介するブログです。新司法試験の受験に役立つ基本書や、管理人おすすめの基本書、司法試験受験生に人気の基本書のレビュー(おすすめ度はA+からDの5段階です。)を書いています。(当ブログはリンクフリーです。)

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労働法 水町勇一郎

労働法 第4版労働法 第4版
(2012/04/04)
水町 勇一郎

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おすすめ度…A

東大の水町先生による労働法の基本書の第2版です。
まず事例が挙げられ、その後に概説が加えられるという形式がとられています。
感覚的には民法の内田先生の本に近いかもしれません。
水町先生の基本書の事例に登場する人物や企業は、ひとつひとつに名前が付けられていて愛着が持てます。(例:「ガミガミ商事で働いている笠木さんは、…」など)
文章は平易でとても読みやすいです。
ページ数も菅野先生の基本書の6割くらいですので、通読にも向いています。

早くも第4版です。

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事例演習労働法

事例演習労働法 第2版事例演習労働法 第2版
(2011/03/14)
不明

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おすすめ度…A+

水町先生が中心となって作られた演習書です。
内容は前半が長文の事例問題、後半がその問題のヒントと解説(模範解答)となっています。

問題数はかなり多いです。問題の長さはそれほど長くもなく適切な長さです。
また、問題の難易度としても、特に難しくも易しくもなく適当だと思われます。
問題文は判例の事例にちょっと手を加えたというものではなく、オリジナルなものが多い印象です。
(なかには、絶対水町先生が作ったに違いないと思われる面白い事例も混ざってます。)
法学教室で見たことのある問題も混ざってますが、新問が多いのでそれほど気になりません。

解説は、キーポイントとして簡潔なものが付された後、模範解答が付されています。
また、一般に使われている基本書の該当ページも記されているので、復習も楽です。
基本的にはゼミなどで使うのが良いとは思いますが、自習用としても問題なく使えます。

労働法の論点は、おおよそ網羅されてますし、十分な解説が付されていますので、試験対策としてはこれ1冊をマスターすればまず大丈夫だと思います。
まさに必要十分な1冊であり、おすすめの1冊です。

第2版になり、なんと総合問題が6問も追加され、計10問に!

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ケースブック労働法 荒木尚志他

ケースブック労働法 第3版ケースブック労働法 第3版
(2011/03/31)
荒木 尚志、奥田 香子 他

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おすすめ度…B

荒木尚志 (東京大学教授),奥田香子 (近畿大学教授),島田陽一 (早稲田大学教授),土田道夫 (同志社大学教授),中窪裕也 (一橋大学教授),水町勇一郎 (東京大学教授),村中孝史 (京都大学教授),森戸英幸 (上智大学教授)/著

ケースブック労働法の第3版が出ました。
ロースクールシリーズは事例問題とそれに対する問という構成をとっていますが、ケースブックシリーズは判例とそれに対する問という構成になっています。
基本的には、授業で使わない人は買わなくていいと思います。

同名の本が弘文堂からも出版されているので、買う際には注意してください。

以下、有斐閣のHPから引用です。

基本判例・設問を通じて労働法の多角的理解を追求した法科大学院向け教材の決定版。学習の進度に応じた設問・参考判例・資料を挙げて,論点を有機的に結合し,思考する力を涵養。労基法・育介法の改正や最新判例に対応した待望の第3版。

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労働法 菅野和夫

労働法 第9版 (法律学講座双書)労働法 第9版 (法律学講座双書)
(2010/04)
菅野 和夫

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おすすめ度…A

労働法の基本書の定番中の定番です。
もちろん新司法試験においてもその立場は揺るがないと思います。
労働法選択者は、この本を選んでおけば間違いはないと思います。
分厚いですが、文章が読みやすいため、すらすらと読めます。
文章も分かりやすく、理論も極めて明快です。
amazonの書評()や[AAA]司法試験基本書ガイドさんには、この本が通読が困難で司法試験には不向きであるように書かれていますが、実際に読んでみると通読はそれほど苦になりませんし、また菅野説を知らずして労働法は語れないと思われますので、司法試験受験生にとっても必要不可欠なものだと思います。
辞書みたいなもので、不必要な情報も多々ありますが、逆にこれで足りないものはないと思われます。
学習者においても実務においても、労働法に関わる人間には是非とも必要な1冊です。

第9版が出ました。
第8版より前の版しか持っていない人は、労働契約法も制定されてますし、是非買っておきましょう。

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ロースクール演習 労働法

ロースクール演習 労働法ロースクール演習 労働法
(2010/01/15)
石田 眞、

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おすすめ度…A

石田眞、浜村彰、山田省三、豊川義明の各教授が編者です。
労働法の数少ない演習書です。
内容は長文の事例問題と、それに対する答案例、解説というものです。
答案例は模範答案ではなく、実際のロースクール生の答案が載せてあるそうです。
そして、解説で、その答案にコメントをするという形式が取られています。

問題数は、個別の論点に関するものが31問、融合問題が6問となっており、かなりの論点がカバーされています。
新司法試験レベルであれば、これだけマスターすれば完璧といってもよいでしょう。
問題はそれほど難しくはなく、労働法を一通りやった人であれば十分対応できます。
問題文も長いので、新司法試験対策にはぴったりだと思います。
解説は学者や実務家の方が担当されており、信用のおけるものとなっています。

ただ一つ文句をつけるとしたら、答案例に採用されている答案のレベルがあまり高くないという点です。
ロースクール生の答案を採用したものと思われますが、レベル的には中の下クラスの方の答案という印象を受けます。
あまりにも優秀な答案を採用すると丸暗記の弊害があるのかもしれませんが、せめて平均以上の答案を示してもらえないと、一般のロースクール生の参考にはならないかと思います。
また、力のない学生は、その答案を見てもどこがおかしいのか、どこを改善すべきなのかが分からず、逆に混乱してしまうこともあると思います。
労働法にあまり自信のない方は、答案例は見ないようにした方がいいかもしれません。

全体の出来としては、問題の分量や難易度、質ともに新司法試験に対応したものとなっており、新司法試験を受験しようとする学生にとってはぴったりな1冊であることは間違いありません。
他にこれといった演習書もないことから、労働法選択者は、この本を選ぶのがベターかと思います。

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労働法の争点

労働法の争点 (法律学の争点シリーズ (7))労働法の争点 (法律学の争点シリーズ (7))
(2004/12)
角田 邦重毛塚 勝利

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おすすめ度…B

争点シリーズの労働法編。
角田邦重、毛塚勝利、浅倉むつ子の各先生が編者です。

少し古いため、労働契約法には対応していないのが残念です。
扱っている論点数は125件。
かなり細かい論点も扱っており、これ1冊あれば論点的に困ることはないでしょう。
ただ、細かすぎて試験には必要のない部分もあります。
あったら便利だけど、なくても困らない本というのが正直なところです。

菅野先生の本が、特定の論点に対して薄いことがあるので、この本で補充すると良いと思います。

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労働判例百選

別冊ジュリスト No.197 労働判例百選 第8版別冊ジュリスト No.197 労働判例百選 第8版
(2009/10/13)
不明

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おすすめ度…A

労働法の判例百選が7年ぶりに改訂。
待ち望んでいた方も多いはず。

労働分野は判例が命
百選なしで新司法試験に臨むのは無謀です。
事案の概要、判旨だけを追うのであれば、ケースブックでも事足ります。
しかし、やはり判例解説がある方が、判例の理解度は飛躍的に高まると感じています。

労働法選択者は、必ず購入しておきましょう。

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