おすすめ度…
A+新司法試験受験生が待ち望んでいた全ての要素を充たした演習書の登場です。
まず、本書の特徴として、民法・商法・民事手続法をカバーした
超長文の事例問題が収録されている点が挙げられます。
融合問題の演習書は他にもありますが、ここまでの超長文問題を取り上げている本はなかなかありません。
また、予備校などが作成した問題は、判例ベース論点詰め込み型の問題が多く、良問とは呼べないものが多いですが、本書は学者・実務家の先生方が中心に作成しているので、極めて
良質な問題が揃っています。
新司法試験で出される問題に近いのは、確実に後者であることは想像に難くありません。
さらに本書は解説が詳しくて分かりやすいのも特徴です。
設問1問につき20頁超もの解説が加えられており、自習用に使ったとしても、十分理解が可能だと思います。
そして、何より、
参考答案が付されているという点が本書の一番の特徴です。
本書のような学者が中心になった演習書には、解説が付されていなかったり、答案作成に関しては一言も触れられていないというのが通常でした。
しかし、本書は何より学習者の利便を考えて、参考答案を収録するという形をとっています。
受験生にとっては有り難い限りです。
ただ、答案はかなりレベルの高いものとなっていますので、ここまでのものは書けなくても心配いらないと思います。
さて、ここまで読んで何となくお気づきかと思いますが、これだけの要素を詰め込んだため、本書は極めて分厚くなっています。
そのページ数はなんと
850頁以上です。小型六法並みの厚さです。
お値段の
5300円も、結構しんどい価格です。
しかし、それでも、この本は絶対に購入すべきです。
今後、司法試験受験生の大部分がこの本を利用することが予想されます。
このレベルの問題に対応できる受験生とそうでない受験生では、結果に相当な差がつくことは明白です。
これだけ便利で実用的な演習書が発売されたのだから、これを利用しない手はないでしょう。
絶対に買いです。今すぐ購入を検討しましょう!