I LOVE 基本書

司法試験の基本書や法律書を紹介するブログです。新司法試験の受験に役立つ基本書や、管理人おすすめの基本書、司法試験受験生に人気の基本書のレビュー(おすすめ度はA+からDの5段階です。)を書いています。(当ブログはリンクフリーです。)

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憲法〔新版〕 川岸令和他

憲法憲法
(2011/10)
川岸 令和、君塚 正臣 他

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川岸令和、遠藤美奈、君塚正臣、藤井樹也、高橋義人の各先生の共著による憲法基本書です。
1960年代生まれの中堅どころ憲法学者によるものであり、大家の先生のような堅苦しさもなく、新進気鋭の先生のような奇抜さもない、大変分かりやすい基本書です。
また、比較的図表が豊富なので憲法理論をイメージでつかみやすいので、初心者の方にはおすすめの本です。
ごく基本的な判例についてはそれぞれ数ページを割いて事実や判旨を説明してあるので、判例集にあたる手間が省けます。
全体的によくできた初学者向きの一冊です。

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憲法 第4版 芦部信喜、高橋和之補訂

憲法 第五版憲法 第五版
(2011/03/11)
芦部 信喜

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おすすめ度…A

芦部信喜先生の名著に高橋和之先生が補筆を加えられた本です。
この本の特徴は、論証がとても簡潔でしかも分かりやすいという点にあります。
この本の論証はそのまま論文試験に書いても通じると評されています。
憲法の基本書としては今なお絶大な人気を誇っています。
もともとは放送大学のテキストとして書かれたものなので、通常の大学の授業よりも時間がとれないため(放送大学の授業は1コマ45分)、あっさりした教科書になっています。
やはりそのため少し物足りなく感じる部分はあるため、ほかの基本書や論文などで補完するとよいと思います。

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憲法 渋谷秀樹

憲法 第2版憲法 第2版
(2013/04/04)
渋谷 秀樹

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おすすめ度…A

非常に分かりやすく、また比較的オーソドックスでかつ詳しい教科書です。
憲法は芦部先生の基本書が最もスタンダードな基本書として使われていますが、芦部先生の基本書は、どうしても薄いので、他のもので補う必要が出てきます。
その点、この渋谷先生の基本書は、学習の際に生じる素朴な疑問に適格な説明をしてくれるもので、とても役に立ちます。
近時、重要な判例がいくつも出されているので、高橋先生が改訂されているとはいえ、芦部先生の基本書だけでは、足りない部分があると思います。
この渋谷先生の基本書は、新しい判例にも対応し、また細かい知識も網羅的に書かれているし、また重要な論点については、分かりやすく説明されているので、芦部先生の基本書の足りない部分を補ってくれる基本書だと言えます。
基本的には芦辺説がベースなので、芦辺先生の教科書を基本書にしている方は辞書代わりに良いと思います。
ただ百選に載っている判例であっても触れられていないことなどもあるため、百選などの判例集との併用が必要だと思います。

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事例研究 憲法 木下智史他

事例研究 憲法事例研究 憲法
(2008/06)
木下 智史渡辺 康行

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おすすめ度…A

事例研究シリーズの憲法編です。
木下智史・村田尚紀・渡辺康行・愛敬浩二・植村勝慶・山元一・横田守弘の各先生による共著です。

憲法は、新司法試験に対応した演習書がこれまでなかったことから待ち望まれた1冊です。
本書の構成としては、まず長目の事例問題があり、それに対する解説がなされるというものです。
設問の形式は、原告・被告双方の訴訟代理人として憲法上の法律構成を組み立てるというものです。
問題数は、36問(関連問題を含めると60問くらい)もあり、十分すぎるくらいです。
基本的には、法科大学院の2年生以上を対象としているものですので、問題の難易度は高めだと思います。
特に後半の問題は、外国の事例などを元に、まだ学界においても議論が尽くされていない新しい問題が取り上げられており、新司法試験にも直接通じる実践的な問題になっています。
模範解答が付されているわけではありませんが、解説が詳しいため問題ないと思います。
ひとりで自習するためにも使えますし、自主ゼミ等で答案を作成するのも良いと思います。

参考文献も適宜提示されており役に立ちます。
また、事例索引、判例索引もついており便利です。

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憲法の争点

憲法の争点 (ジュリスト増刊 新・法律学の争点シリーズ 3)憲法の争点 (ジュリスト増刊 新・法律学の争点シリーズ 3)
(2008/12/13)
不明

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おすすめ度…B

新・争点シリーズの憲法が出ました。
大石眞・石川健治の両教授が編者です。

扱っている論点数は158件とかなり多く、網羅的です。
それぞれの記事の内容は、まさに玉石混同
高度な議論を展開しているものもあれば、一般論に終始するものもあります。

全体的に、総論的な論点や理念的な論点が多い印象です。
また、長谷部恭男・大石眞・高橋和之といった大御所の先生方が総論部分を担当されており、総論編には力を入れているようです。
しかし、個人的にはもっと各論的・具体的な論点に力を入れてほしかったという感じもします。

普通の基本書では扱っていないような論点も取り上げてあるので、憲法好きの方には、是非ともおすすめの1冊です。
また、判例や学説の整理が上手になされた記事もあり、法学部生やロースクール生にとっても役立つものかと思います。
特に、高度な議論が要求されるロースクール生は1冊持っておいて損はないかもしれません。

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憲法 長谷部恭男

憲法 第4版 (新法学ライブラリ 2)憲法 第4版 (新法学ライブラリ 2)
(2008/03)
長谷部 恭男

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おすすめ度…B

長谷部憲法の第4版が出ました。
前回から4年ぶりの改訂です。
憲法の理解を深めてくれる1冊です。
ただし、独自の視点から書かれた本であるため、あまり初心者向きではありません。

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日本国憲法 松井茂記

日本国憲法 第3版日本国憲法 第3版
(2007/12/27)
松井 茂記

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おすすめ度…C

プロセス的憲法観という独自の視点から書かれた基本書です。
基本的人権の尊重という点を重視し、そこから憲法全体を解釈されています。
判例を重視し、教科書内での判例の紹介数は他の基本書を上回ります。
ただ、判例を網羅的に収録されているわけではなく、百選に出てるような判例であっても紹介されていないものもあったりして、バラツキがあります。

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